鳥取地震/地震の後に出現する体の不調

地震後に出現する体調不良への対処方法

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平成28年10月21日に鳥取県中部で最大震度6弱を観測した地震が起き、今日で2日が経過しました。

 

私は鳥取県西部の米子市に住んでいるので、私の周りではほとんど被害はありませんでした。

 

23日の時点で震度6弱を観測した鳥取県中部では、食糧や毛布などの支援物資の支給が本格的にはじまり、物資を求めて長蛇の列が出来ているそうです。

 

また、余震が続いており、家で過ごすことへの不安から車中泊やテントを張って寝泊りされている方もおられるそうです。

 

この車中泊によるエコノミー症候群には十分注意していただけたらと思います。

 

エコノミー症候群とは?
飛行機などで長時間同じ姿勢でいることで、脚がうっ血して血栓が出来ます。この血栓が肺に詰まってしまい肺塞栓症を引き起こすことをエコノミー症候群と言います。以前、地震が起きた際に車中泊された方が、このエコノミー症候群となることが多くありました。エコノミー症候群で死に至ることもあります。予防には足の運動と水分補給が重要です。

 

そして、エコノミー症候群だけでなく、地震後は体の不調を訴えられる方が多くおられます。

 

なぜ、地震後は体の不調が起きやすくなってしまうのでしょうか?

 

今回は地震後の体調不良についてまとめてみました。

 

 

地震後の体調不良

 

地震後は肩こりや頭痛、めまい、倦怠感を感じる方が多く、腰痛がいつもより悪化したり、治まっていた腰痛が再び現れるということも少なくありません。

 

また、地震の後、実際には揺れていないのに、揺れている感じがすることがあります。

 

これを「地震酔い」と言います。

 

車酔いと同じように、揺れている感じがすることで気分が悪くなります。

 

地震酔いでは冷汗がでたり、手足が冷たくなったり、吐き気やめまいなどの車酔いと似た症状があらわれます。

 

なぜ、このような地震酔いや肩こり、腰痛、頭痛が地震後の生じるのでしょうか?

 

地震後に体調不良が起きる原因

 

地震後に肩こり、腰痛、頭痛、倦怠感が起きる原因はズバリ、自律神経機能の乱れです。

 

「また地震がくるんじゃないか?」「余震が続いて家にいるのが怖い」という不安が続くと心理的ストレスがかかり、睡眠不足にもなって交感神経が過剰に興奮してしまいます。

 

交感神経の過剰な興奮は呼吸を浅くし、呼吸筋を硬くします。

 

自律神経機能の乱れで硬くなる筋肉

 

これにより体幹のほとんどの筋肉が硬くなってしまい、肩こりや腰痛、頭痛が生じやすくなります。

 

また、地震酔いは視覚や三半規管が感じる平衡感覚にズレが生じることで起きます。

 

元々、車酔いや船酔いをしやすい方は三半規管が弱く、地震酔いにもなりやすいと言われています。

 

そして地震酔いも、自律神経機能の乱れが大きいほど、めまいや頭痛、吐き気などの症状が現れやすくなります。

 

つまり、地震後の体調不良は自律神経機能の乱れが深く関係しているのです。

 

地震後の体調不良を改善する方法

 

車酔いや船酔いがしばらくすると良くなるように、地震酔いも同じように良くなります。

 

しかし、余震が続くと地震酔いも治りにくくなってしまいます。

 

また、地震後の肩こりや腰痛も余震が続いて不安が持続すると、慢性的になってしまう可能性があります。

 

そこで、地震酔いや地震後の肩こり、腰痛の改善方法をお伝えします。

 

@深呼吸

 

仰向けになって寝るか、椅子に腰かけます。この状態で目を閉じて、深呼吸します。深呼吸は副交感神経を活性化させ自律神経の乱れを整える効果があります。

 

深呼吸の方法としては、4・7・8呼吸法をお勧めします。

 

鼻からゆっくりと4秒かけて息を吸います。吸いきったら、7秒間息を止めます。力まないように息を止めて下さい。その後、ゆっくり口から8秒かけて息を吐きます。これを4〜5回繰り返します。

 

このようなゆっくりとした深呼吸を行うことで、自律神経バランスが整い、地震酔いや肩こり、腰痛を軽減することが期待できます。

 

A背骨、骨盤の体操

 

余震への不安から自律神経バランスが崩れると、体幹のほとんどの筋肉が硬くなり、肩こりや腰痛、頭痛が生じやすくなります。

 

背骨、骨盤を動かすような体操を行うことで体幹の筋肉を緩めます。

 

背骨、骨盤の体操で体幹の筋肉が緩むと、肩こり、腰痛、頭痛が軽減されます。

 

以下に背骨、骨盤の体操を3種類ご紹介致します。

 

もっと背骨・骨盤の体操を知りたい方はこちらをご覧下さい。

腰痛、肩こりに効果的な背骨・骨盤の体操

 

B手足の運動

 

車中で寝泊まりは長時間同じ姿勢でいることでのエコノミー症候群が心配されます。

 

脚の血流が悪くなって血栓ができてしまわないように足の指を握ってグーをつくったり、足の指を拡げてパーをつくりましょう。

 

また、同時に手もグー、パーと動かすことで体がリラックスしやすくなります。

 

C水分補給

 

体内の水分が不足するとエコノミー症候群になりやすくなります。小まめに水分補給をしてエコノミー症候群を予防しましょう。

 

また、水分の不足は脱水を引き起こし、自律神経バランスを崩す原因となります。

 

水分の補給は自律神経バランスを整えるためにも重要です。

 

D一点を見つめる(地震酔いに対して)

 

人差し指を立てて、見つめることで平衡感覚のズレを戻します。

 

人差し指を見つめながら、人差し指を近くに移動したり、遠くに移動することが地震酔いには効果的です。

 

E酔い止め薬(地震酔いに対して)

 

上記の方法でも地震酔いが治まらない場合には、市販の酔い止め薬を試してみましょう。

 

地震酔いが治まらない場合は病院へ

 

地震酔いが全く治まらない場合は、病院を受診しましょう。

 

地震酔いは三半規管の問題が疑われるので、耳鼻科の受診をおすすめします。

 

また、地震酔い以外の病気が隠れている可能性もあります。耳鼻科でわからなかった場合は内科や心療内科への受診も考えましょう。

 

まとめ

 

地震酔いや、地震後の肩こり、腰痛、頭痛には自律神経機能の乱れが深く関係します。

 

余震が続くことでの不安により、自律神経は乱れます。

 

深呼吸で体をリラックスさせ、適度な体操を行って、地震酔い、地震後の体調不良を改善しましょう。

 

今回の鳥取での地震では大変な被害があり、気持ちも沈まれると思います。

 

まずは自分の体と心を元気にしていくことが、復興への第一歩だと感じます。

 

安心、安全な日々が早く戻りますように一日も早い復興を願っております。

 

 

認知不協和

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